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アメリカが採掘国だと

現在のシェールガスの採掘国は主にアメリカです。このことは日本にどのような影響をもたらすのでしょうか。 日本にとって好都合と言えるのは、アメリカは政情が安定していて日本との関係が良好な国であることです。政治的に不安定だったり、日本と仲が悪い国が採掘国だとエネルギー供給に関してのリスクが大きくなります。採掘国の政権が倒れたり、日本への資源禁輸に踏み切ったりすることで、エネルギーの輸入が不可能になる可能性があるからです。その点、アメリカで革命や内戦が発生する可能性は極端に低いですし、同国が中国やロシアを仮想敵国とする限り、日米関係が資源禁輸につながるほど悪化することもないでしょう。 またアメリカはシェールガスによって、エネルギーの自給が可能になると考えられていますが、このことは世界のエネルギー価格を引き下げてくれるでしょう。世界最大のエネルギー消費国であるアメリカがエネルギー輸出国になれば、エネルギー市場は供給過剰状態になるからです。日本は原発停止による火力発電の増加が原因で貿易赤字が進んでいますが、世界のエネルギー価格が下がれば、その分貿易赤字を減らすことができますし、経済成長にもいい影響が期待できます。エネルギー価格が下がるということは、より安く商品を生産できることを意味し、このことは商品に対する需要および雇用の拡大につながるからです。 しかしアメリカがエネルギーを自給できるようになるというのは、実は日本にとっていいことばかりではありません。特に懸念されるのが、原油を外国から輸入する必要がなくなったアメリカが中東から撤退してしまうことです。世界でシェールガスの生産が進んでも、日本は中東からの石油輸入を0にすることはできません。そんな中でアメリカが撤退してしまえば、中東地域の支配者は中国となる可能性が高いです。つまり中東から原油を輸入できるかが、中国の意思で決まるようになるということです。最近の日中関係を考えると、これは日本にとって危険です。

大国を超大国にしないためか

原油の急激な価格の低下は世界で発展しつつあったシェールガスの生産に赤信号を点灯させることになりました。シェールガスは従来の石油とは異なり、現在の産油国以外でも広く採掘することが → 見出しかここをClick

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